12時に宮崎さん、内田さんと鎌倉駅東口改札で合流。小町通りの居酒屋で昼食を取ったあと、13時に材木座のSさん宅へ。加藤さんはすでに来ていた。ついに、主演男女優の顔合わせが実現する。

※ここからは、現場でのニックネームで記載していきますのでご了承ください。宮崎さんは勇希ちゃん、内田さんはウッチーとなります。

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全員の紹介をしたあと、まずは通しで読み合わせ(本読み)。智子役はウッチーが担当。勇希ちゃんは嫌味のない安定したセリフ回しだが、まだ多少の緊張があるのか、いささか早口で声も控え目。対する加藤さんのセリフは、海で鍛えているせいだろう、勇ましく室内に反響し、とても93歳とは思えない。

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その後、勇希ちゃんの衣裳合わせ。これは昨日送ってもらった画像のおかげでスムーズに終了。同時に、加藤さんの「帽子合わせ」(衣裳合わせの帽子版)などもやるが、その際、加藤さんの髪が量も多くさらさらでキレイ、と女性陣の注目の的に。ご本人いわく、「何の手入れもしてないよ。フロに入った時に石鹸で洗うだけ」とのこと。

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 ↑加藤さんにあやかるべく、髪をなでる勇希ちゃんとウッチー。もはや「おびんずるさん」状態。

日没までまだ時間があったので、一同、歩いて数分の材木座海岸へ。海の家の撤去作業が行われており、いよいよ夏の終わりを感じさせるが、われわれ「浜の記憶」組の夏はこれからが本番なのだ。

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砂浜を歩きつつ、加藤さんは勇希ちゃんに、地元の漁師の生活や、近くにある和賀江島の成り立ちなどを話して聞かせ、勇希ちゃんは熱心に耳を傾ける。

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2人の呼吸が揃ってくるのがはたで見ていてもわかった。そうしているうち、曇っていた空が少し明るくなり、西の彼方に江の島が姿を現した。

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「あれが江の島だよ」
と加藤さんに言われ、目を輝かせる勇希ちゃん。そのまんま映画の1シーンのようだ。

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Sさん宅に戻って、もう一度本読みに挑戦。海辺の散歩が功を奏したか、勇希ちゃんのセリフは先ほどよりもずっと生き生きした感じになる。

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18時、すべて順調に終了。と言いたいところだが、実は、勇希ちゃんは以前持っていた水着を処分してしまったとのことで、水着の衣裳合わせだけがすんでいない。そこで、新規に購入することにし、帰り道に横須賀線で鎌倉から横浜に出て、ルミネの三愛(水着専門店)に寄る。売り場で商品をあれこれ物色し、3点ほどピックアップしてフィッティングした末、「由希ならこんなのを着るんじゃないか」という感じの、ややレトロなデザインのビキニを購入。インナーショーツと合わせ、16,000円也(三愛の水着は割と高いのだ)。オンシーズン(7、8月)であれば、ルミネ内のアパレルショップでもう少し安価なものを扱っていたらしいのだが…。しかし、どうにか必要なものが揃ってひと安心。

すでに19時をだいぶ過ぎていたので、ルミネの飲食店で夕食を取りつつ、これからの撮影スケジュールの打ち合わせ。
まずは本日購入の水着を使って、海水浴のシーンを撮ることにする。とにかく季節は秋に向かって一直線なので、少しでも気温が高いうちに終わらせてしまおうというわけ。太陽狙いで、晴れたらそのシーンを最優先で撮ることにし、勇希ちゃんには13、14、15、16日と体をあけておいてもらう。いくら9月に入ってから気候不順が続いていると言っても、4日あれば1日くらいは晴れるだろう(と、その時は楽観視していたのだが…)。

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