映画『浜の記憶』を記録する

映画『浜の記憶』がどのように企画・製作・公開されたかを、監督の大嶋拓が綴ります。うたかたの記憶を、とこしえに記録するために…

2018年08月

ヒロイン&助監督募集最終日。今日だけでヒロイン30人以上、助監督も思った以上の数の応募がある(23時現在)。

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渡辺さんから9月のスケジュールについてのメールが来る。9月にドラマの撮影が入ってきたとのことで、NG日を伝えてくれたのである。これを見ると、かなりタイトな感じ。「こっちの進行が遅れていて申し訳ありません」と返事を送る。とにかく、いい加減ヒロインを決めなくては。

昨日助監督に応募してくれた内田さんに11時すぎに電話をしたところ、歯の治療で横浜に来ているというので、12時半に合流して1時間半、喫茶店でいろいろ話す。実家が熱海だったり(私の母方の実家は三島なので割と近い)、出身が○○美大だったり(大学時代、○○美大の女の子に8ミリ映画に出てもらったことがある)、あの『凍える鏡』を映画館で観ていたり(田中圭さんがブレイクした現在ならともかく、2008年の時点であれを観ている人はかなりレア)、いろいろとご縁がありそうな感じ。とりあえず31日までは募集期間なので、9月1日以降改めてお返事します、と伝えて別れる。

ヒロイン募集で、そこそこリアクションがあるなら、スタッフ募集もなにか反応があるかもと思い、半分ダメもとで助監督の募集をしてみる(もともとはスタッフをつけずにやるつもりだったのだが、腰の具合を悪くしたこともあり、一人ですべてやるのがいささか不安になってきたのだ)。昼すぎに情報をアップしたところ、18時すぎに、内田裕実さんというフリーカメラマンから応募がある。なかなか意欲的な感じ。こんなことがあろうとは!

「シネマプランナーズ」のヒロイン募集、そこそこリアクションあり。昨日今日ですでに10人を超え、なかには、かなり由希のイメージに近いと感じられる人もいる。何ごとも試してみるものだ。

由希役のキャスティングの件、プロデューサーの露木栄司さんに相談。忙しそうだったが、メールと企画書を送ったところ、早速、いくつかのプランを提示、相談できそうな事務所についても教えてくれる。しかし、撮影スケジュールが流動的であることについては、
「プロダクションに入っている方ですと、やはりスケジュールは一番気にすると思いますので、ある程度特定する必要はあると思います」
とのこと。もっともな話である。加藤さんと私だけなら、「今日は天気がいいから今日撮ろう」とか、「今日は雨だからやめよう」とか、そういうノリが許されるのだろうが…。
しかし、最初にこの企画を考えた時点では、そういう、アマチュア的なノリでゆるゆる撮影することを考えていたのである。そんな「ゆるさ」を許容してくれるキャストは探せないものか…。
ということで、もはや最後の手段、噂には聞いていたが一度も使ったことのない、映画・演劇関連の募集サイト「シネマプランナーズ」に、ヒロイン募集の告知情報をアップする。


【募集詳細】ヒロイン・ユキ役。20~24歳くらいの女性。できれば160cm以下。カメラマン志望という設定なので、写真の趣味などある方歓迎。水着シーン少々あり。
【撮影期間】 9月中旬~10月上旬の月、火、木。土日も撮影の可能性あり。
※撮影日自体はトータル1週間程度ですが、主演男優が高齢のため、また、天候に左右されるシーンが多いため、予備日を多めに設定することが考えられます。高齢者への配慮ができる方(おじいちゃん子歓迎)、比較的時間に余裕のある方、鎌倉・横浜近郊の方の応募を歓迎いたします。


という感じで、「予備日を多めに設定」「比較的時間に余裕のある方歓迎」などと書き添えたのだが、20代前半なんて、人生で一番やりたいことが多い時期のはず。果たしてこちらの希望にかなう人材が見つかるのだろうか?

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